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2009/11/5 木曜日

Sony Ericssonの新製品、出だしは苦戦

Filed under: 香港/中国/台湾, 09年以前の旧エントリ — hkyamane @ 2:56:57

Androidスマートフォン「XPERIA X10」を華々しく発表したばかりのSony Ericssonですが、発売予定となる2010年春までに事業のほうは大丈夫でしょうか。香港でも10月から新しいブランドによる製品ラインナップが登場しました。そこでここ数日、家電店や携帯電話販売店の店員さんに話を聞いてみましたが誰もが「出だしが悪い」とのこと。「Yari」「Aino」「Satio」と製品ごとにニックネームがつけられていますが、端末のイメージが製品名に結びつかない、というのが問題と思えます。この3機種、どれがどんな製品なのかを一般の消費者が覚えるのは大変でしょう。

これは「Walkman」「Cybershot」の2大ブランドを長々と使い続けた弊害でしょうか。「Walkman」=音楽、「Cybershot」=カメラというわかりやすい売り方をしてきましたから、それ以外のラインナップが出てくると製品イメージを訴えることも難しいような。スマートフォンのXPERIAシリーズも、初代X1の売れ行きが思わしくなかったことからブランド力は未知数。今回のX10で巻き返しを図りたいところなのでしょう。ただ新ブランドが製品名だけなのに対し、XPERIAは「型番+数字」。このあたり統一しないと製品間のラインナップの連携がうまくいかないようにも思いますが今後どうしていくのか。なお製品に名前をつける戦略はSamsungがもっともうまくやっていますね。特徴をよく現している上にシリーズ展開も行っています。Sony Ericssonの今回の3製品は名前が抽象的過ぎるのが気になるところです。

Sony Ericssonの2009年第3四半期決算によると赤字幅減少も台数は回復せず、通年では6位のZTEに数で抜かれてしまいそうです。もはやシェアではなく利益をいかに出すか、を考えなくてはならなくなりそうですが、その目玉といえる新シリーズの出だしが悪いとなると、今期の営業成績もかなり厳しいものになってしまいそうです。そうなるとXPERIA X10の広告・営業展開にも影響を及ぼしてしまいそう。

MotorolaがここにきてAndroidスマートフォンを華々しく投入、Nokiaも話題の製品があり、Samsung、LGは引き続き新製品攻勢で好調を保つでしょう。この時期のX10の発表は「クリスマスシーズンに話題だけでも遅れをとりたくない」ということなのかもしれません。

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