Mobile Asia Congress 2009の取材を終えて
昨年までのMacauから今年は香港開催となったMobile Asia Congress 2009。毎日Macauまでフェリーで出かけて取材に行っていた昨年と比べ今年は非常に楽でした(しかも今年は、2日目午後から別件=後ほどエントリ予定)。香港とMacauの間はフェリーが1時間(Macau Ferry)か1時間半(九龍から)で結んでいますが交通費は往復HK$400くらい(5000円弱)。フェリーの乗り降りの時間やイミグレ通貨時間を入れると3時間くらいはかかります。泊まるには近すぎるし、ということで東京から静岡へいくくらいの感覚でしょうか(昨年は疲れもあって1泊してしまいました)。
さて昨年と比較すると出展企業が減っている上に(実質50社くらい)ブースも統一サイズで間口も狭く、たいした展示はできない状態。なにせZTEやMotorolaですらテーブル1つ置けばいっぱいなスペースしかないわけで、展示品がある企業(それでも少ないのですが)は苦労していました。Motorolaはそれにあわせてか小型ベースステーションの展示をしていたのかもしれませんが...ということで展示のほうはちょっと肩透かしな感じです。中国の電子ブックリーダー端末やらソーラー充電電池など面白いものがあったので、それは簡単な記事にまとめたいところです。
一方キーノートスピーチはNTTドコモの山田社長とソフトバンクの孫社長が登場、さらに中国移動の王建宙CEO、中国聯通の常小兵CEOなどが業界のキーパーソンが多く集まりました。ただ山田社長の話は日本の新サービス、孫社長はWi-Fiサービスの理由付け、いずれの部分が海外では理解しにくい部分があったように感じました。日本の市場はやはり海外とは違う、という印象を与えてしまう部分もあったかもしれません。
またアプリケーションが大きな話題に。iPhoneの名前をこれほどまでに聞いたGSMAのイベントは初めてかもしれません。アプリケーションなりWEBサービスの連携といったサービスが自由に提供できる環境が整うことで(これはハードウェアの進化と通信回線の高速化がようやくいいバランスまで発達したからでしょう)、データARPUを今後増加させることが可能になることが期待されているわけです。日本は独自のエコシステムを早期に構築でき、海外はそれができなかった。しかしこれからアプリケーションの時代となれば、日本式とは別のビジネスモデル(iPhoneと完全に類似することも無理でしょう)が海外では発達していくのかもしれません。
